

茶室だより
廣前心齋茶陶展 添釜 2026年6月26日(金) 京王百貨店新宿店 茶室京翔[東京都新宿区]

6月26日、ダブル台風の合間の雨上がりのひととき、ほとんど見かけなくなった百貨店ギャラリー併設茶室「京翔」にて御家元先生による添釜が催されました。
遠州七釜のひとつ、静岡の志戸呂焼にちなみ、寄付には徳川慶喜公の力強い「松無古今色」の軸が掛けられました。

茶室では同世代の12代家元宗舟先生の歌と市川銕琅作の美しい松の香合が飾られました。
微妙な変化の釉景色が大変美しい茶碗や笹耳の花入れ、波文様の水指などすべて陶芸家廣前先生の新作を使用いたしました。実際に手に取り、そのふうわりと軽い使い心地に皆さまとても喜ばれていました。

お菓子は静岡「白木屋」さんの笹に包まれた麩まんじゅうを用意していただきました。
あちらこちらに散りばめられた松と笹の取り合わせが爽やかで心も和むお席でした。
当日は5席、約50名のお客様にご来席いただき、楽しんでいただけたことと思います。
心よりお礼申し上げます。
直門 有志


