

茶室だより
東福寺退耕庵作夢会月釜 2026年6月7日(日) 東福寺退耕庵[京都市東山区]
退耕庵は応仁の乱で衰退したのち桃山時代に安国寺恵瓊が再興した東福寺の塔頭寺院です。
その退耕庵にある茶室作夢軒は安国寺恵瓊と石田三成が関ケ原の合戦の謀議をしたと伝わっており、保存のために毎月掛釜が行われています。今回御縁あって京都支部にて掛釜を担当することとなりました。
当日はあいにくの雨模様で足元の悪いところ約140名の方にお越しいただき、本席をぐるりと囲む庭園の新緑が映える中で、一期一会の巡り合わせとなりました。
今回は扱いの難しい道具の取り合わせとしたため、各社中で熱心に稽古に励んで臨んだほか、入門から間もなく今回が初めて茶会の手伝いとなるメンバー3人も、それぞれの持ち場で役割を果たしてくれました。
また、東京より小堀宗峯家元や直門の皆様などにもお越しいただき、緊張しながらも日々の稽古や準備の成果を披露できる機会となりました。
配慮の足りない点も多々ございましたが、今後ともご指導ご鞭撻を賜りながら稽古に励んでいきたいと思います。

京都支部 秋月宗眞


