京都御苑内の旧九条家別邸「拾翠亭」で2025年の総会とお茶会を開催しました。

京都の底冷えを実感する1日でしたが、支部員16名が防寒対策を万全にして集まり、総会を行った後、小間の濃茶席と広間の薄茶席に分かれ、和やかなひと時を過ごしました。

三畳中板の小間の茶席に席入りすると、九条家の趣向を凝らした造りに感嘆の声が上がり、雅な公家の茶の湯の世に思いを馳せる席となりました。

薄茶席では昨年訪問した近江孤蓬庵で小堀泰道住職からいただいた柚餅子を頂戴し、一服の茶を通して繋がった御住職との縁を大切にし、今年も茶の湯の道を邁進する決意を新たにしました。

京都支部　秋月宗眞