今年の子供茶道教室は、新型コロナ感染状況をみながらで、9月18日から生徒7名で始まりました。

例年実施している茶会については、芸術祭に訪れるお客様に「子供たちのお茶会が無いと寂しいです」と暖かい言葉を頂き、11月6日（日）に久慈市芸術祭会場のアンバーホールのエントランスホールで実施することとなりました。

子供さんたちにとっては初めての事であり、緊張しながらも一生懸命頑張って、お点前が終わると大人の皆さんからいただいた拍手がとても励みになったようです。当日は11時から14時までの短い時間でしたが、沢山のお客様をお迎えし稽古場以上にとても立派にできましたし、茶会が実施でき皆さんにも喜んでもらえて本当に良かったと感じました。

子供茶道教室の卒業生で今もお茶の稽古を続けている中学生・高校生の兄妹も参加してくれて、お茶会の指導を熱心に行い、最後に「先生方の苦労がわかりました」と話したことが心に残りました。

11月13日(日)は子供教室の閉校式でしたが、来年は春から子供茶道教室ができる事を願っております。

岩手支部　佐藤宗枝