茶室だより

リトアニア共和国クライペダ市・久慈市 姉妹都市締結30周年記念事業に参加 2019年5月26日~6月3日 [リトアニア共和国クライペダ市]

クライベダ市と岩手県久慈市は、琥珀のご縁で姉妹都市締結30周年を迎えました。
20周年・今回とも文化交流として茶道、華道、書道、日舞、柔道が招聘され、茶道は久慈茶道連盟から「小堀遠州流」に依頼が有り、高山さんと二人で参加しました。 

2時間で100人にお茶を点ててほしいとの事で「やるしかない!!」と茶会を始めました。
中には「体が緑になるから飲まない!」とか、綺麗な干菓子を食べないで見つめているだけのお子さんも…。
でも、「10年前に貴方達のお茶を飲んで大好きになった」と、話し掛けて下さった方や、「どうしても、お茶が飲みたくて!!」と議会を抜け出して突然来席下さり、なんと5杯も召し上がったクライペダ市長には感謝しています。
「5杯も!」と心配しましたが「僕の胃は釘を飲んでも大丈夫!」と、手を振りながら笑って議会に戻られた市長の後ろ姿も、嬉しい思い出です。

短時間の茶会でしたが、久慈市長夫人や使節団の方にサポートして頂き無事終えることができました。
日本の文化である茶道「小堀遠州流」を紹介することが2度も出来たことに今も尚、二人共感動で一杯です。

岩手支部 佐藤宗枝